クラウドファンディングサイト「shootingstar」とプロジェクト「Gokey」がひっそりと死んでいた件
ちょうど1年くらい前にこんな記事を書いてました。
クラウドファンディングです。
そりゃもうかなり夢のあるプロダクトでしたね。
そう。「でした」。
このプロジェクト、私からすると2点クソなことがありました。
1.開発者がずーっと「順調です。開発進んでます。もう少しで届けられます。」とのたまっていた。
2.日本でのクラウドファンディングのプラットフォームであるshootingstarが実質死んでる。
とりあえず1つ目について。
元々は米indiegogoでのクラウドファンディング案件。
GOkey: Battery-Memory-Remote. All on your keyring
UPDATESの欄にプロジェクトの偉い人 「ドロス」のコメントが。
しかも4月15日ですよ。ウケる。3ヶ月前。
Dear Backers:
I sincerely regret to inform you that GoKey lacks the funds to complete the delivery of a viable product. We ran into technical difficulties that we could not resolve. There are no funds left to cover claims of suppliers and others or to offer refunds. I have been exploring all avenues to raise additional funds so that we could complete and deliver the product, but we have been unsuccessful.
I honestly fought with all I had to do good at the end. Tried so hard to raise a round or form a partnership to deliver. And there have been times where a deal was looking 100% certain. But the age of the product, the liability and the negative cloud hanging over it always prevailed.
I am left with no alternative but to completely cease and shut down all operations and activities and consider filling for bankruptcy.
I feel terribly shameful for letting you down.
I am sorry,
Doros
ざっくり訳すとこんな感じ
クラウドファンディングで出資してくれたみんな!
金使い切っちった!技術的に超えられない壁があって無理だったわ!
払戻す金もないしみんなに渡せる製品もねえ!倒産するわ!
ごめんな!
ということらしいですね。
しかしながら、その2ヶ月前のUPDATESを見ましょう。
2月27日。
ベータテストが終わった、などと宣ってますね。
これを見たときの私は「アメリカではうまく行ってる感じなんだな。shootingstarがクソなんだな。」と理解してました。
それでの今回のこの状況ですよ。(3ケ月前)
いやー、クラウドファンディングって怖いですねー。
てことで2点目。
shootingstar。
こいつらはただただクソですよ。ただただクソ。
全くメールしても返事しないですからね。
なんでかなと思って調べてたらこういうことみたいですね。
株式会社JGマーケティング | 株式会社LIFULL(ライフル)
買収の時のニュースリリースがこちら。
http://lifull.com/wp-content/uploads/2017/02/release_20170123.pdf
買収のてんやわんやで対応できる人がいなかったのか、プラットフォームだけ欲しいからつって人をみんな切った結果対応できるスタッフがいない、みたいなことになってたんでしょうか。
エンドユーザの問い合わせをガン無視するその姿勢。商売人ですね。
HOME'Sの子会社に入ったはいいものの、半年たってshootingstarが再稼働する様子もないので、もう終わったってことなんでしょうかね。
こういうサービスつくりはしたくないもんです。
gokeyの代わりになりそうなもの、結構ありますね。
なくしたものを探す、とかだったらこういうのだし。
Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ) ライムイエロー 探し物発見機 忘れ物防止 スマホも探せる スマホカメラのシャッター機能付き Q-ST1
- 出版社/メーカー: Qrio
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: エレクトロニクス
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鍵と一緒に持ち歩ける充電ケーブル、っていうのだとこういうのも。
NOMAD NomadClip ノマドクリップ [NMD-02L] iPhone 充電 ケーブル カラビナ
- 出版社/メーカー: 株式会社シンシア
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遠隔シャッターなんかはスマートウォッチもありますね。
プロジェクトスタート段階ではかなり魅力的なプロダクトですが、
さすがにこれだけ時間がたつとなかなか・・・。
言っても私もこの案件で8000円くらい?だったかな?覚えてないけど、ドブに捨てたわけです。
クラウドファンディングにはこういうリスクもあるってことをしっかり頭に入れて、やっていきましょうね。以上。