世界中にメシ友=MealBuddyを作るアプリ Syummy について考えてみた
クラウドファンディングサイトmakuakeを仕事中に眺めていたらこんなん発見しました。
めちゃめちゃ面白い。使いたい。
Tinderの旅行者ー地元民専門版、みたいな感じでしょうかね。
事業モデルの話
けど、マーケ戦略大丈夫か?と思ったので垂れ流します。俺よりも経験のある人も開発チームには入ってるだろうからいろいろ考えての結論だとは思うけども。
<3つめのアドバンテージ>
「マッチングフィー」です。
※現在、β版でのサービス提供が始まっています。年内にはマスター版でのご提供を目指しています。また、マスター版リリースから一定期間は現在同様の無料でのお試し期間を想定しています。
Syummyはマッチングフィーの課金を想定しています。
「誰かと会うためのシステム利用料」として双方から¥300(予定)の課金を想定しています。
価値ある出会いだからこそ、価値あるユーザーだからこそ、ここ課金システムが実現すると考えています。
パッと見て思ったのは、双方からフィーを取るのはイケてない。
せめて旅行者側からのみフィーを取る仕組みがいいのでは。なぜなら、旅行という非日常にきているから、多少の出費は気にならないので。
マッチングアプリの基本戦略は、とにかくアクティブユーザー数を増やしてマッチング率・数を上げることにあるはずだ。ユーザーが増えれば増えるほどにメリットがあるのだから、そのネットワーク効果を高めるためにもユーザーが利用するにあたってのハードルは下げねばらなない。
このサービスの場合、サイド内のネットワーク効果によるネガティブな影響はほぼ考えなくていいはずなので、とにかくサイド間のネットワーク効果のためにもユーザーを爆発的に増やす施策が必要。
と、なると当然フィーは安ければ安いほうがいいに決まっていて、究極は無料が理想的だろう。
もし仮に、ユーザーからのフィーを完全無料で運営する場合、どうするかというと当然広告収益での運営が頭に浮かぶ。
今回の事業モデルとしては「いっしょにご飯に行く」という共通目的があるので、飲食店への送客ツールとして活用してもらう。飲食店から収益を得るということが考えられるだろう。
巷の飲食店の広告予算がどうなっているかは全く皆目見当もつかないが、おそらく潤沢な広告予算を持っているのは大きな企業が展開しているチェーン店となるはずだ。
しかしながらそうなるとこのアプリの想定している「お気に入りの店で旅行者をおもてなし」という考え方からは外れてしまう。
その理由でこのモデルは視野から外したのだろう。
とはいえ、地元ユーザーの中には「特に決まった店もないけど旅行者と話してみたい」という層もいるのではないだろうか(ユーザー数が増えれば、の話)
そういう人たちに提携先の飲食店を紹介(当然クーポン付き)という形でいけたら素敵ではなかろうか。
ただ、これを実現するには飲食店に営業をかける必要があるので、相当マンパワーが必要になる。HP見た感じそんなゴリゴリの営業部隊を抱える、抱えたい感じの会社には見えない。
これをハックするには、ユーザーが誰でもこのサービスを飲食店に紹介できる仕組みを作ればいいだろう。当然、紹介したことへのインセンティブを払うか、もしくは参画飲食店が増えることがサービスの活性化につながり、紹介するユーザーにもメリットのあることだ、という啓蒙が必要になる。
地元ユーザーとしてはお気に入りの店にこのアプリに登録してもらうことで、お気に入りの店をクーポンを使って利用できる。
旅行者ユーザーは地元ユーザの慣れたお店でおいしくオトクに食事ができる。
飲食店としてはいつも来てくれているお客さんが新しいお客さんを連れてきてくれるので単価2倍。
Syummyとしては登録された飲食店からフィーをもらえる(送客ごとのアフィリエイトのような成果報酬型が当初はやりやすいんじゃないか?)
そんな感じです。もし中の人見てたら一外野の意見として話半分に眺めといてください。
会員登録してみた話
facebookログインがある イイネ!
性別にotherがある イイネ!
Edit profile 初めてこの画面に来てプロフィール画像を登録するのが必須なのがわからないよ。About meだけ書いてset しようとしたらplese select imagesと言われて、「やっぱそうなのね」とちょっと残念な気持ちになったよ
PC版で見てもスマホビューと同じ イイネ!(開発この方が楽だもんね)
そんな感じでした。
これ書いてる間、上の階の足音がスゲーうるせえ。
ネットワーク効果についてはこの辺を参照。