外付けバックアップ脳

会社員をやりながら不労所得を増やすために試行錯誤した記録だったり思い付きを外部媒体に蓄積する

「いいものを作れば売れる」・・・そんな時代は終わった・・・のか・・・?

企業活動にとってPRは大切だ。

 

そう思うことがちょこちょこある。

 

 

私は平日は普通の会社で普通に働く一方、土日にはいわゆるアイドルオタクをやっているのだが、今追っかけている好きなアイドルグループが解散することになった。

 

そのグループはメンバーの入れ替わりなんかもありながらも数年続いていて、メジャー系のレーベルで、タイアップもあったりして、アイドルオタク界隈ではまあまあの知名度を持っていた。

 

近年、グループアイドルが非常に多く、5~6人くらいのメンバー数のグループが多い。そして、その中にだいたい1人は”ブス”がいるものだ。(逆にその一人だけブスな感じがおじさんたちに受けたりするんですが・・・)

 

しかし、私の応援しているそのグループにははっきり言ってブスがいない。マジでみんな可愛い。CDを1枚買うと全員と握手できる特典が付くのだが、(このとき、オタクがベルトコンベヤー状に流されながら、長テーブルを挟んでメンバーが横1列になって並んでいる。いわゆる握手会というやつだ。)みんな可愛いので結構緊張する。”ブス”がいればそこが箸休めとなるのだが・・・。

話が脇道にそれた。メンバーが可愛い、それに加えて楽曲もよい。ロックサウンドを基調としたキャッチなーメロディーの楽曲が多く、またアイドルのライブには欠かせないコールも入れやすいものが多い。複数のアイドルが出演するようなイベント(いわゆる対バン)においても、このグループのファンでないアイドルオタクたちもはしゃいでいる。

 

にも拘わらず解散する。

なぜか。

売れなかったからに他ならない。そう、固定客をつかみきれず、かといって新規顧客の獲得もうまくいかず、種々の施策・タイアップがあったにもかかわらず人気に火が付かなかった。

 

この原因の一つにPRが下手だったということがある、と私は感じている。

一口にPRといっても、広報担当だけが頑張れば良かったという意味ではない。

面白い施策はあった。発信もしていた。だが、潜在層には届かなかった。あるいは響かなかったのだ。

 

 

 

まあ他にも、売れてないのにメジャー感を出しすぎてた=新規ファンが入ってくる障壁が高かったとか、その辺もあるような気もするが・・・。

 

 

仕事でもそうだ。

はっきり言って私が携わっている事業はかなり便利なものだ。

だが、まだまだ知られていない。知れば必ず使うというものでもないが、世の中に既にあるものと置き換えて使ってもらうことができる。より便利に、より安価に。

 

こんないいものをなぜ使わないのか不思議でならない。

 

たぶん理由は二つあって、

1.知らない

2.知ったけど今使っているものから切り替えるのが手間

こんなところだと思う。

 

「1.知らない」人にどうアピールするか。これは単純に露出を増やすことだ。数うちゃ当たるの考えのもと、色々なところに出ていって接触する可能性を増やす。

その一つの方法として、広告出稿がある。

例えばリスティング広告。例えばつり革広告。例えば雑誌広告。

ただこれはお金がかかる。

お金がかからないのはメディア掲載。

自分で新聞記者に売り込む。自分でテレビの編成担当に売り込む。PRプラットフォームを使う。最近だとオウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングも流行っている。

(そんな私もこの記事を書く前に偽装ステマブログに1つ投稿したわけだが)

 

知られればもっと売れるのに・・・

そういうものが世の中にはきっとたくさんある。

私自身も仕事柄いろんなジャンルにアンテナを張っているほうだと自負しているが、それでもローンチしてから半年後に知ったサービスにドはまりするとか、狙っていた製品の後継機がいつの間にか発売されてたとか、そんなことは日常茶飯事だ。

 

必要な情報を必要とする人のもとに届ける。そういうものが世の中には必要なんだろう。

スマホウェアラブルデバイスを利用して全人類にパーソナルアシスタントが付く時代はおそらく東京オリンピックのころには兆しが見えてるだろう。

その時に、どれだけ必要な情報を必要とする人に届けることができるのか、あるいはそれも広告まみれになってしまうのか。

鬼が笑いそうな感じになってきたところで、PRが大事だって話でまとめたい。

PRは大切だ。